遺伝子幹細胞再生治療学は2023年1月に大阪大学医学系研究科の寄附講座として開設されました。

 研究室のメインテーマは遺伝子導入脂肪由来幹細胞を用いた脳梗塞や脊髄損傷における画期的な治療法開発ですが、このテーマを達成するためにも、どのような遺伝子を導入すれば最も効率的な治療効果が得られるか、これまでには試されたことのなかった分子も含めて解析していく必要があると考えています。また、脳梗塞のようなcommon diseaseにおける再生医療においては、比較的簡便で効率的な遺伝子導入方法の確立も必要です。

 その他のテーマとして、自己免疫疾患やがんなどへの遺伝子導入脂肪由来幹細胞の応用と、我々がこれまで検討してきた炎症制御ペプチドの脳梗塞や肺線維症への臨床応用を目指した研究も進めています。

 開設されたばかりでメンバーはまだ少数ですが、様々な研究室とのコラボレーションをとおして、「山椒は小粒でもぴりりと辛い」研究室を目指しています。

 

What’s New

  • 再生医療抗加齢学会学術総会にてシンポジウム講演を行いました(島村)。2024.4.13
  • 脳心血管抗加齢研究会学術大会にてRSPO3と脳梗塞に関連する研究成果を発表しました(島村)。2023.12.15
  • 再生医療抗加齢学会にてシンポジウム講演を行いました(島村)。2023.10.31
  • ESCGT(欧州遺伝子治療学会議)にて張先生が発表しました。2023.10.25
  • ESMO(欧州腫瘍学会)にて張先生が発表しました。2023.10.22
  • 日本癌学会で張先生が発表しました。2023.9.21
  • 日本脳血管・認知症学会総会にて脳梗塞ワクチンの講演を行いました(島村)。 2023.8.5
  • 日本がん免疫学会総会で張先生が発表しました。 2023.7.21
  • 脳梗塞における部分再環流の病態解析についての論文がNeuroscience Lettersにアクセプトされました(張、島村、山本)。 2023.7.1
  • 日本抗加齢医学会学会賞を受賞しました(島村)。2023.6.10
  • 日本神経学会学術大会のシンポジウムにて、脳梗塞におけるワクチン開発についての講演を行いました(島村)。2023.5.31
  • 脳梗塞におけるRSPO3/LGR4シグナルの機能解析の論文がStroke誌に掲載されました(島村、張、山本)。    2023.5.11
  • 張先生の研究が科研費若手研究に採択されました。 2023.5.1
  • 脳卒中学会にてサルを用いたS100A9抗血栓ワクチンの開発についての研究成果を発表しました(島村)。 2023.3.18   
  • 抗てんかん薬によるADにおけるタウ凝集の抑制についての論文がDement Geriatr Cogn Disord.に掲載されました(筆頭著者 伊藤先生/臨床遺伝子治療学、当講座は共著)。2023.3.6
  • 脳梗塞におけるPMN-MDSCsと好中球の機能解析の論文がJAHAにアクセプトされました(筆頭著者 燕先生/神経内科学、当講座は共著)。 2023.2.1
  • IL-17Aワクチンに関する研究が、 RMD Openにアクセプトされました(筆頭著者 林先生/健康発達医学、当講座は共著)。 2023.1.21
  • 張先生の論文がFEBS Open Bioにアクセプトされました。 2023.1.11
  • 遺伝子幹細胞再生治療学講座が開設されました。 2023.1.1

 

HP update information

  • 業績、Photos、メンバー紹介をアップデートしました。2024.4.13
  • 研究内容をアップデートしました。2024.3.13
  • Photosをアップデートしました。 2023.9.13
  • メンバー紹介、Photos、業績をアップデートしました。 2023.7.15
  • 業績をアップデートしました。2023.5.31
  • 業績をアップデートしました。 2023.4.7
  • メンバー紹介を更新しました。 2023.4.1
  • Photosを更新しました。 2023.3.29
  • 業績を更新しました。 2023.3.20
  • Photosを更新しました。 2023.2.5
  • Photosを更新しました。 2023.1.29 
  • 張先生の業績をアップデートしました。 2023.1.11   
  • Photosを更新しました。 2023.1.7